たった1回5分の採血だけで、
血中に漏れ出したがん細胞そのものを捕捉し、
全身のがんのリスクを明示できる今までにはない先端がんリスク検査
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特徴1
『間葉系のがん細胞』のみを捕捉 -
特徴2
細胞表面ビメンチン抗体による
高い検査精度 -
特徴3
民間初の国内検査センターによる
迅速な検査体制と高い検査品質
先端のがんリスク検査「CTC検査」
CTC検査器と呼ばれる特殊な機械を用い、
血中に漏れ出したCTC(血中循環がん細胞)を捕捉する唯一の検査
「マイクロCTC検査」の特徴
①『間葉系のがん細胞』だけを捕捉
がん細胞には2種類ある
血液中に漏れ出す、CTC(血中循環がん細胞)には大きく『上皮性がん細胞』と『非上皮性がんである、間葉系がん細胞』の2種類のがん細胞があり、マイクロCTC検査は上皮間葉転換(EMT)をおこした『間葉系のがん細胞』のみを捕捉できることが大きな特徴です。
上皮間葉転換(EMT)は、細胞間接着の強い上皮系がん細胞が、細胞間接着が弱く運動性能が高い間葉系がん細胞の形質を獲得する現象です。EMTが生じることで、がん細胞は高い運動性能を獲得し、多臓器への浸潤・転移が引き起こされます。つまりがんは、上皮間業転換し『上皮性のがん細胞』から『間葉系がん細胞』になることによって浸潤・転移のリスクが高まります。
上皮間葉転換(EMT)が生じることで、がん細胞は高い運動性能を獲得し、
より多臓器への浸潤・転移が引き起こされるリスクが高まる
マイクロCTC検査は上皮間葉転換したCTC(血中循環がん細胞)だけを捕捉
まとめるとこういう図になります。これは左から右へがんが進展・悪性化している様子を表した図ですが、最初がんは上皮性のがん細胞のみで、新生血管を通じて血中にこの上皮性のがん細胞が漏れ出します。
ただ上皮性のがん細胞は血中に漏れ出しても、自己の免疫ですぐに消されてしまいそんなに怖くありません。そしてがんが進行して悪性化していく過程で上皮間葉転換がおこり、このように間葉系のがん細胞に形質変化をおこします。その間葉系のがん細胞も新生血管を通して漏れ出してきます。この間葉系のがん細胞を捕捉できるのがマイクロCTC検査で、ここまで悪性化したがん細胞が体のどこかにある、というリスクを明確に発見することができます。
がんは浸潤・転移をしなければ、部分的な切除も十分可能
間葉系のがん細胞を早い段階で捕捉することが重要!
がんは初期には『上皮性のがん細胞』のみで、これが新生血管を通じて血中に漏れ出します。それでも『上皮性のがん細胞』は、血中で自己の免疫ですぐに消されると言われており過度に恐れる必要はありません。
しかし、がんが進行して悪性化していく過程で上皮間葉転換がおこり、『間葉系のがん細胞』に形質変化をおこします。これが新生血管を通して漏れ出すと、周囲の血管やリンパに浸潤していくのです。
②米国の『MDアンダーソンがんセンター』が開発したCSV(細胞表面ビメンチン)抗体を利用した高い検査精度
CTC検査によって、検出されるがん細胞の種類が異なります。米国で既にFDAの承認をとっているセルサーチのCTC検査は、上皮性がん細胞の捕捉に特化しております。 一方、『マイクロCTC検査』は、がんの世界有数の研究治療施設である米国の『MDアンダーソンがんセンター』が開発した『CSV:細胞表面ビメンチン抗体』の世界独占利用権を獲得した独自検査手法の導入により、血中に漏れ出して循環しているこの『間葉系がん細胞』のみを特定して『特異度94.45%』という非常に高い精度で検出できるようになりました。
※特異度:がんでない人が陰性となる正確性
乳がん患者を対象にした米国MDアンダーソンがんセンターが発表した論文より
(Satelli A, et al. Clin Chem. 2015 ;61:259-66.)
※マイクロCTC検査は、世界有数のがん治療・研究施設の米国MDアンダーソンがんセンターが開発した、間葉系のがん細胞の検出において特異度94.45%という非常に高い精度を誇るCSV(細胞表面ビメンチン)抗体の世界独占利用権を獲得した海外の検査手法を導入しています。
※マイクロCTC検査は上皮性がんは捕捉しません。
解析結果イメージ
※成人男性の全身の血液は約5ℓなので、血液4ml中に1個のがん細胞があったということは全身に換算すると約1250個のがん細胞が循環していることが推測されます
CSV(細胞表面ビメンチン)抗体を利用することで高い精度を実現!
※特異度:がんでない人が陰性となる正確性
乳がん患者を対象にした米国MDアンダーソンがんセンターが発表した論文より
(Satelli A, et al. Clin Chem. 2015 ;61:259-66.)
※マイクロCTC検査は、世界有数のがん治療・研究施設の米国MDアンダーソンがんセンターが開発した、間葉系のがん細胞の検出において特異度94.45%という非常に高い精度を誇るCSV(細胞表面ビメンチン)抗体の世界独占利用権を獲得した海外の検査手法を導入しています。
③国内の検査センターを構築し迅速な検査体制と高い検査品質を確立
我々セルクラウドでは米国のMDアンダーソンがんセンターが開発したCSV(細胞表面ビメンチン)抗体の世界独占利用権を取得した検査器と検査手法を導入し、民間企業では初ともいえるCTC検査に特化した検査センターを設立し、採血後すぐに検査をできる体制を実現し、高品質・高精度な検査を可能にしております。
セルクラウドのマイクロCTC検査では、国内での自社検査センターを設け、センター長には元順天堂大学医学部 先任准数授で悪性腫瘍の専門医・指導医である太田剛志が就任しています。
現在、国内のクリニックで血液を海外に輸送することでCTC検査を実施しているところもありますが、血液検体は非常に繊細なため、検査までに時間が経つと血液の劣化が進み分析精度が低くなってしまうという課題がありました。
実際、我々の実験では採血から丸2日たった血液は、抗凝固剤入りの採血管で保存していたとしても遠心分離機でまともに分離できない、ということがわかりました。
マイクロCTC先進医療研究所
マイクロCTC検査は世界的な遺伝子・疫学研究の権威と 悪性腫瘍の専門医が提供する今までにないがんリスク検査です。
CTC検査の高い信頼性
CTC検査による血中のがん細胞の数はがんの独立した予後予測因子となると裏付けられた医学論文
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再発の予兆を早期に発見できる
CTC検査はがんの再発の予兆を画像診断よりも早期に発見できるということが、アメリカのMDアンダーソンがんセンターの研究論文で発表されています。 このように、マイクロCTC検査はがんの再発の早期発見に有用という価値があります。